2008年 01月 20日
納豆が好きだったのですねぇ?・・・@ボビー・フィッシャー
ボビー・フイッシャーが18日に64歳で亡くなった、と新聞が報じています。

いつだったかボビー・フィッシャーがテレビのニュースに出てきて、「あれぇ、日本にいたの・・・」
と思ったことがあって、ふっと思い出すのは・・・

1950年代以降、チェスのチャンピオンはソ連が独占していたのを、1972年にソ連の
ボリス・スパスキーを破ってアメリカ初のチャンピオンになって全米にチェス・ブームを
巻き起こしたが、その天才プレイヤー、ボビー・フィッシャーで、その後忽然と姿を消して
いろいろ放浪したあげくに日本に漂流していたよう、その後アイスランドが引き取って、
またもや名前は忘れ去っていたものです

その名前を聞くと思い出すのが映画『ボビー・フイッシャーを探して』
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フィッシャーの再来を思わせる天才少年ジョシュ・ウェイツキンの成長を、父フレッド・ウェイツキン
が綴った同名ノンフィクションが原作で、監督は、「レナードの朝「シンドラーのリスト」「ハンニバル」
の脚本家で、これが監督第一作のスティーブン・ザリアン。
(2月に公開されるリドリースコットの『アメリカン・ギャングスター』もおもしろそう)

格闘技を思わせるような緊迫のチェス・シーンの面白さもさる事ながら、天才少年と彼を
取り巻く家族や恩師の葛藤や交流も丁寧に描かれてるし、佳作らしい魅力を持ち続けて
ています。
主人公のジョシュ少年の澄んだ瞳も印象的だし、脇役陣も素晴らしいし、そして
『明日に向かって撃て』『アメリカン・ビューティ』のコンラッド・ホールの、光の柔らかさを
見事に捉えた撮影も見事でした。

チェスはあの将棋の羽生も世界選手権に挑戦したりして有名そうですけど、チャンピオンに
なるのはいつもソ連のようですが、最近はコンピューターの方が勝っているとか・・・

帝政ロシアではチェスは将校の教養の一部だったとか、あのスターリンがチェスは人民の頭脳
教育にいいとして、国家補助をしているらしいのです。

映画の場面で記憶に残るのは、イングマル・ベルイマンの『第七の封印』
十字軍の騎士が神の存在に疑問を持って、死神にとりつかれてしまう。
その死神と暗い海辺の岩の上でチェスの勝負をする有名なシーンはベルイマンらしい
幻想的なまさに名場面・・・・“チェスの勝負がつくまで生かしてくれ”と言う勝負

スティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウエイの『華麗なる賭け』のチェス・シーンも鮮やか
あのミシェル・ルグランのジャージーな音楽と共に二人の対決のクローズ・アップは
色っぽかったですねぇ、そういえばピアース・ブロスナンのリメイクでは印象なし

最近では『愛のエチュード』
1920年代、北イタリア・コモ湖畔でひらかれた世界チェス選手権に出場するためこの地を
訪れた天才チェスプレーヤーのルージンは、そこで美しいロシア人女性ナタリーアと出会う。

二人は次第に惹かれあうようになる、チェスがすべてで、不器用な生き方しかできなかった
ルージンも、彼女によって新しい世界を感じ始める。
ジョン・タートゥーロとエミリー・ワトソンの激しく切ない物語も良かったけど、これも天才チェス・プレヤーが魅力的に描かれた映画でした。
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by masoon2go | 2008-01-20 23:00 | MOVIE


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