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2007年 02月 08日
久々の新感染@朧の森に棲む鬼
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今日、松竹座で見てきた“新感染”公演の『朧の森に棲む鬼』 に堪能!!!

まさに悪漢ヒーローの登場で、演ずる市川染五郎は歌舞伎以外での
舞台としては、『阿修羅城の瞳』に次ぐ代表作になること間違いなしです

もはやあの傑作『阿修羅城の瞳』を完成させたいのうえ歌舞伎と市川染五郎の
新しいヒーロー の創造は止まることをしらなかったようで、それも悪のヒーロー
としても新展開を魅せつけてくれました。

見る前は、ピカレクスロマンということで、あの黒澤の『蜘蛛巣城』 のマクベスか、
同じくシェークスピアのリチャード三世のイメージ をしていたのですけど、
これは、染五郎の個性が醸し出すオリジナルな 悪党を演じきって、
快作の位置づけが妥当なところだと思います。

この舞台は、いのうえ歌舞伎と染め五郎の進化進行形であり、『阿修羅』よりも
『髑髏』よりも観客の度肝を抜くサービス精神と 先を読ませないストーリー
新趣向と舞台装置、衣装、剣戟に至るまで、まさに総天然色なチャンバラ・
エンターティメント歌舞伎の王道を行く仕上がりを見せています。

悪役に花道が 用意されているのが、このLIVEの舞台をまるごと包み込むみ
“朧の森”の悪の世界に観客全員が陶酔してしまうほど、劇場が鬼に包み込まれて
しまったようでした。

それでもって、ふっと頭をかすめたのは坂口安吾の「桜の下の満開」
半村良の悪党小説の一部でした。
読み返してみよう

(註:映画「阿修羅城の瞳」は映画監督がミスキャストを犯してしまって駄作に・・・)

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舞台は6時から始まって、途中30分かんの休憩でお弁当を食べて、後半を見たら終演は9時30分、
なんとなくお腹減っているので、道頓堀といえば「大たこ」
ここのたこ焼き10個500円うぃ道頓堀川を見ながらビールのおつなもの。
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by masoon2go | 2007-02-08 22:48 | STAGE